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日本の常識を超える巨大トラック
私たちが普段、高速道路や街中で見かけるトラックでも十分大きく感じますが、実は世界には、そのスケールを遥かに超える「規格外」のトラックが存在します。
高額なトラックを調べていたら見つけたので、簡単にご紹介しますね。
それが、ベラルーシの企業が製造する超大型ダンプトラック「AZ 75710」です。
その巨大さから「走る山」とも呼ばれる?このモンスターマシンを 広島でトラックの配車サービスのエムズラインが、気になったので調べてみました。
1. ベルAZ 75710の「規格外」な基本スペック
AZ 75710は、鉱山や大規模な採石場で活躍する、公道を走ることはできない特殊車両のようです。そのスペックは、日本の大型トラックの常識をはるかに超えています。
1-1. 世界最大の積載量:450トン!
- 積載量:450トン(約45万kg)
- これは、一般的な日本の大型トラック(約10〜12トン積み)約40台分に相当します。
- 一般的な象(約5トン)90頭分の重さを一度に運ぶことが可能です。
1-2. サイズ:動く巨大ビルディング
- 全長: 約20.6メートル(路線バス約2台半)
- 全幅: 約9.87メートル(片側3車線の道路を占有するレベル)
- 全高: 約8.16メートル(一般的な3階建てのビルに匹敵)
このトラックは、タイヤ一本の直径が4メートルを超え、一般的な乗用車なら軽々と踏みつぶしてしまうほどの巨大さです。
2. 驚異のパワーと駆動システム
この「走る山」を動かすには、とてつもないパワーが必要です。
2-1. エンジン:発電機としての役割
AZ 75710は、トラックでありながら、ガソリンやディーゼルで直接タイヤを回すのではなく、ディーゼルエンジンを発電機として使用し、その電力でモーターを動かして走行するという特殊な駆動方式を採用しているようです。
- 搭載エンジン: 1,690kW(約2,270馬力)のエンジンを2基搭載。
- 総合出力: 4,500馬力以上(一般的な乗用車の約10倍以上)
2-2. 燃費:もはや燃費という概念ではない
当然ながら、この巨体を動かすには大量の燃料が必要だと思います。公式情報はありませんが、満タンにした際の燃料タンク容量は約5,600リットル(一般的な乗用車の約100倍)だとか。数時間でこのタンクが空になるほどの燃料を消費するとか、、、まぁ、そりゃそうでしょう。。。
3. なぜこんな巨大なトラックが必要なのか?
AZ 75710のような超大型ダンプトラックは、特定の産業、特に露天掘りの鉱山で不可欠な存在です。
- 目的: 鉱物(石炭、鉄鉱石など)を採掘現場から選鉱場まで、大量かつ最短時間で運ぶため。
- コスト効率: 採掘事業は「いかに早く、安く」鉱物を運び出すかが利益に直結します。大型化することで、一台当たりの輸送コスト(人件費や燃料費)を極限まで下げることができるのです。
- 現場の環境: 鉱山は広大で、道幅も広いため、公道の規制を気にせず巨大な車両が活躍できる環境が整っています。
4. まとめ:スケールは違えど、物流の目的は同じ
AZ 75710が運ぶのは鉱物、私たちが運ぶのは大型建材や特殊荷物、企業の製品。運ぶものやスケールは違えど、どちらも「必要なモノを、必要な場所へ、効率よく届ける」という物流の使命を追求しています。
エムズラインは、このモンスターマシンには敵いませんが、日本という場所で、きめ細やかな「人の配車」の力を最大限に使い、お客様の物流課題を解決するプロ集団です。
巨大なトラックの効率化の哲学も、小さな荷物を確実に届けるための工夫も、すべては最高の物流サービスへと繋がっていると思うんですよねぇ~。
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