商標に関する面白いエピソード

宅急便と宅配便

建材など大きな荷物の配送から二次配送まで、さまざまな配送に対応している運送業のエムズラインです。
お盆も終わり、少しずつ空気感に「夏の終わりの予感」が漂いはじめている気がします。
でもそれは早朝のみで、日中の暑さはまだまだ健在なので皆様お気をつけください。

小口配送で有名なホウキに乗って空を飛び荷物を届ける「魔女の宅急便」をご存知でしょうか?
スタジオジブリの映画で有名になりましたが、原作は角野栄子さんによる児童文学です。
実は魔女の宅急便は2009年10月に刊行された本で最終巻でした。
30年近く描かれていたのですねぇ。

ところでこの「宅急便」という言葉。
まさに物流の代名詞のようになっておりますがヤマト運輸の商品名です。
通常は「宅配便」で、「宅急便」は商標登録されています。
あ、古河ユニック株式会社ユニック車ソニーウォークマンが似た感じです。
ポータブルオーディオプレーヤーは他社のもウォークマンと呼ばれていた時代があります。

魔女の宅急便のタイトルも商標権に触れて問題になり話題になった事があります。
原作者が宅急便という言葉を普通名詞と思っていたようですね。
気持ちはわかります〜。
1巻が発売されて、ヤマト運輸からクレームは来たようですが、なんとか解決したようです。

面白いのその後スタジオジブリが映画化するのですが、その時のスポンサーはヤマト運輸です。
作品内に黒猫が登場するし、クロネコヤマトの宅急便だし、何かピッタリですね!

こんな風に配送、物流にも面白いエピソードがあるのですよぉ〜。

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